
ケノンで毛穴の黒ずみや開きはケアできる?正しい使い方で美顔に!
更新日:2021/03/17/スキンケアマイスター中村由樹著ケノンで気になる毛穴の黒ずみや開きをケアできるのか?ケノンの美顔器としての効果や使い方を徹底検証しました!
ケノンって有名な脱毛器よね?口コミで毛穴が綺麗になったって見かけるんだけど本当なの?
スキンケアカートリッジに付け替えると、美顔器としても使えるんだ。ただし、すべての毛穴ケアに使えるわけではない。詳しく説明しよう。
毛穴には3種類ある
まず、みんなが気にする毛穴には3種類のタイプがあることをご存じかな?
詰まり毛穴

皮脂がつまり、古い角質とまざりあって角栓となり、毛穴が目立つ状態。主にTゾーンに多い。初期状態の白つまり~黄つまり~黒つまり~と悪化していくと、最終的にはニキビになる。
開き毛穴

生まれつき皮脂腺が大きいタイプの人に見られる。オイリー肌で赤ら顔のタイプに多い。お肌が乾燥すると肌はバリア機能を整えるために、過剰に皮脂を分泌させて、毛穴の開きにつながることも。
たるみ毛穴

お肌の老化などにより、コラーゲンやエラスチンが減少し、毛穴が支えきれなくなり、目立った毛穴。毛穴がしずく型に垂れ下がっている状態になる。主に頬に見られる。
毛穴にもいろいろあるのね!知らなかった!
毛穴のタイプによって、お手入れ方法は異なるんだ。ケノンでもすべての毛穴に対応できるわけではないよ。詳しく見ていこう。
ケノンでケアできるのは、開き毛穴とたるみ毛穴

開き毛穴とたるみ毛穴はケノンでケアが出来る。写真はケノンのスキンケアカートリッジで半年間ケアを続けた女性の写真だ。
目立っていた毛穴が気にならなくなっているね!どうしてこうなるのか仕組みがしりたいな!
ケノンの美顔機能なら、光フェイシャルと同様のケアが可能

ケノンのカートリッジを美顔用スキンケアカートリッジに付け替えると、エステサロンで行われている”光フェイシャル”と同様のケアが可能になる。
複数波長がお肌を優しく刺激し、毛穴の気にならないお肌へ
お肌には本来バリア機能やターンオーバーといった働きがある。ただ、老化や日々の生活の日焼けや食生活、間違ったスキンケアによって、うまく機能しなくなると、肌トラブルを引き起こしてしまうんだ。光フェイシャルは複数波長をもつ特殊な光を肌に照射することで、お肌をやさしく刺激して、肌本来の働きをサポート。お肌にハリやうるおいをあたえることで、毛穴の開きやたるみをケアしてくれるのさ。
なるほど!お肌のハリがアップすることで、毛穴の気にならないお肌へ導いてくれるのね!
詰まり毛穴はケノンではケアできない
私は、どちらかというと毛穴の黒ずみが気になるんだけど、それはケノンでケアできるの?
毛穴の黒ずみは残念ながらケノンでは難しいよ。毛穴の黒ずみは、溜まった皮脂や汚れが古い角質とまざりあって角栓となり、さらにそれが酸化して黒くなったものだ。ケノンでは、汚れを取り除く作用はないからね。
毛穴の黒ずみはピーリングや、ビタミンC誘導体入りの化粧品でケアして

普皮脂や汚れを毛穴から取り除くのには、普段からの洗顔を正しい方法で行うこと、ピーリングや、ビタミンC誘導体をお肌に取り込むことなどが必要だよ。ビタミンCは皮脂分泌の低下が期待できる成分さ。
また、早く確実に黒ずみをケアしたいなら、クリニックやエステで毛穴吸引や超音波洗浄などが有効だよ。
じゃあ私は、まずはピーリング化粧品を買ってみようかな。
使い方次第で美肌に!ケノンの脱毛と美顔の2種類を活用して!

ここまでケノンのスキンケアに焦点をあてて話していたが、ケノンはそもそも脱毛器だ。

ケノンで毛穴ケアをするなら、美顔機能だけでなく、脱毛機能も活用することで、より美肌を目指せるよ。また、正しいスキンケアを併せて行うことが大事さ。
美顔+脱毛+スキンケアね!確かに綺麗になりそう!
毛穴レス肌を目指す為の、私のおすすめの使い方をお伝えしよう。
照射前に洗顔でメイクや汚れを落とす
ケノンで照射する際には、必ずメイクや汚れをオフした状態で行う必要がある。特にパウダータイプのファンデーションなどが肌に乗っていると、照射の光を反射してしまうからね。
脱毛で顔の産毛をなくせば、肌がワントーン明るくなる&化粧品の浸透力もアップ
毛穴が気になる人は、スキンケアモードで一生懸命照射するだろうが、実は脱毛モードでの照射もかなりおすすめなんだ。理由は、脱毛で顔の産毛をなくすことができれば、肌がワントーン明るくなるほか、化粧品の浸透力もアップするからさ。
脱毛と美顔の同時使用はNG
脱毛と美顔、どちらもおすすめだが、同時に使用するのは、お肌にダメージを与えてしまい、乾燥などの肌トラブルを招きかねないからNGだよ。1週間おきに交互に照射すると良いだろう。
ケノンならシミのケアも同時にできる!
ケノンのフォトフェイシャルの光にはさまざまな波長の光が含まれていて、シミのもとであるメラニンにダメージを与えることで、お肌のターンオーバーを促し、シミケアにも効果があるんだ。
毛穴以外のスキンケアも可能なのね!素敵!
正しい毛穴ケア方法

開き・たるみ毛穴が気になる人は、保湿成分が入った美容液を
開き・たるみ毛穴が気になる人は、保湿成分が入った美容液を普段のスキンケアで使用しよう。特におすすめの保湿成分はセラミドさ。
毛穴の黒ずみが気になる人は、ビタミンC誘導体入りの美容液を
黒ずみ毛穴が気になる人は、普段のスキンケアにビタミンC誘導体入りの美容液を使用すると良い。
毛穴が気になるからといってゴシゴシ洗うのはNG
毛穴の汚れが気になるからと言って、よく洗顔時にゴシゴシ洗ったり、クレンジングで毛穴の汚れを落とそうとマッサージする人がいるが、これはNG。力を入れたからと言って、毛穴の汚れが落ちることはない。力の入れすぎはお肌によくないよ。
泡をしっかりと泡立ててお肌を優しく包むように洗おう。また、お湯は38度くらいのぬるま湯で洗う様に。熱いお湯だと必要な油分まで洗い流してしまい乾燥の原因となるから気を付けて。
ピーリング化粧品で毛穴の黒ずみをケア
黒ずみを落としないなら、ピーリング化粧品を使用しよう。ピーリング化粧品には、古い角質をはがれやすくする分解作用があり、穏やかに毛穴の詰まりを取り去ることができる。毛穴ケアに適したスキンケアだ。
普段の紫外線対策を忘れずに
紫外線はお肌の天敵。肌老化の原因の80%が紫外線による「光老化」だと言われているほどだ。紫外線によって、お肌の細胞にダメージが蓄積されると、シミやシワはもちろん、コラーゲン等が生成されなくなり毛穴の開きにも通じてくるからね。毎日の紫外線対策が、綺麗になるうえで重要なのさ。
まとめ
ケノンでケアできる毛穴や、そのメカニズム、ケノンではケアできない毛穴やその対処方法など、理解できたかな?ポイントは下記の通りだ。
- ケノンでケアできるのは開き毛穴とたるみ毛穴
- ケノンでケアできないのは詰まり毛穴
- 脱毛モードとスキンケアモードを活用しよう
- 保湿やピーリング、紫外線対策もしっかりと
毛穴の悩みは1日でならず。コツコツ努力することが重要さ。
ケノンならお家での空き時間で気軽に利用できるから、長く続けられそう!毎日のスキンケアもがんばるわ!