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脱毛できない部位や体質・疾患。あなたは大丈夫?

更新日:2020/10/06/スキンケアマイスター中村由樹

脱毛行為は基本的に肌に刺激を与えるものです。その為、施術できない部位がもちろんありますし、身体の体質・その時の状態によっては脱毛を断られることがあります。「今すぐ脱毛したい」と思っても、健康・安全第一で考えることが大切です。サロンやクリニックに行ってからがっかりしない為にも、自分が該当しないか確認をしておきましょう。

脱毛できない部位・体質

まずは、脱毛できない部位と体質について紹介しよう。

粘膜

まぶた、くちびる、乳輪、へそ、鼻孔・耳孔・生殖器・肛門などの粘膜部分は毛が生えないので脱毛の対象にはならなりません。また、とても薄く敏感ですので刺激を与えるべきではないです。

爪には毛が生えないので照射は行いません。またジェルネイルをしている爪に漏れた光が当たると熱を感じますので、爪に光が漏れないようにするのが基本です。

中央部にある甲状腺は避けて照射します。

切り傷、炎症、術後の傷

切り傷、炎症、術後の傷も避けて照射が基本です。表面上きれいに治っているように見えても皮膚内部ではどうなっているか分からない為、注意しましょう。

肝斑

肝斑は皮膚への摩擦や紫外線、女性ホルモンが原因でメラノサイトが過剰生産されることにより発生する薄茶色の色素沈着。30代から60代の女性に見られ、頬や目の下、額などに、左右対称に現れることが多いです。刺激に弱い為、照射時の刺激で濃くなる可能性があるので照射をさけます。

老人性色素沈着

いわゆるシミです。紫外線の照射により出現するため、日航に当たり易い部位、特に顔や手の甲、腕などに多く発生します。老人性色素沈着はIPL脱毛やアレキサンドレーザー脱毛では改善効果が見込めます。ただ、素人では「肝斑」と「老人性色素沈着」を見分けるのが難しいため、家庭で脱毛する場合は、色素沈着部位への照射は避ける方が賢明でしょう。

シミっぽいからってIPL照射をして悪化して、後で病院に行ったら肝斑だったら最悪ね!気をつけなくちゃ!

そばかす

そばかすは遺伝によるもので、紫外線の影響で濃くなるとされています。幼児期に発生し、思春期頃までに濃くなることが多いです。日本人では色白の人に見られる傾向があります。脱毛後の皮膚は、通常より敏感になっているため、施術後に紫外線をあびることにより、そばかすが濃くなっていしまう可能性があります。

ほくろ

ほくろは成長過程で色素細胞になりきれなかった母斑細胞が増殖することで生じます。黒い色素に反応するタイプの脱毛方法の場合、熱を感じ易く、炎症の恐れもあるため、通常ホワイトシールなどで保護して照射します。

あざ・血管腫(赤あざ)・血管奇形

あざは先天性・後天性ともに脱毛はNG箇所です。避けて照射します。

刺青・タトゥー

刺青・タトゥーは皮膚内に色素がある状態です。色素に光エネルギーが吸収されるので脱毛はNGです。刺青・タトゥーがある大きさよりもさらに指2本分ほど離したところからの照射が基本です。

白斑・色素欠乏症

白斑とは、皮膚を光から守るメラニン色素を作る機能が低下して皮膚の色が失われる病気です。「患部がおおきくなっていないか、数が増えていないか」を確認して、問題なければ避けて照射となります。自身で判断できない場合は、医療脱毛クリニックで医師の診察のもと脱毛して下さい。

色素欠乏症とは、先天的に皮膚や毛のメラニン色素がない、またはほとんどない状態で、皮膚がんのリスクが高い為、脱毛はNGです。

ケロイド体質

ケロイド体質のの方は、傷を治す過程において肉芽組織が過剰に増殖し、しこりをつくりやすい体質を持っています。脱毛施術が原因でケロイドになる可能性があります。

美容整形部位

豊胸手術を受けた方や、シリコンやチタンなどの異物が入っている箇所は、変形の可能性を考慮して避けて照射となります。

緑内障・白内障

施術の照射光で異常なまぶしさを感じてしまう為、顔の施術はNGです。体の施術の際にも、ゴーグルをつけ、その上に更に白いタオルで覆うなど、目元の保護を入念に行う必要があります。ですので、家で家庭用脱毛器を使って脱毛することは非常に難しくリスクがあるためおすすめできません。

外用薬

処方薬を使用されている方は、完治してからある程度期間をあけて、皮膚の状態がよくなってから施術しましょう。

脱毛施術ができない内科疾患

以下の内科疾患をお持ちの方は脱毛施術は残念ながらできないよ。

心臓病

心臓は血液を全身に送りだすポンプの働きをしています。「動脈硬化」「狭心症」「心筋梗塞」「弁膜症」などの様々な病気がありますが、ペースメーカーの誤作動の誘発の可能性や、発作を起こす危険性を考慮し、脱毛はNGです。

糖尿病

糖尿病だと、施術後の皮膚回復が遅く、皮膚障害を起こしやすいため脱毛はNGです。薬の中には光線過敏を誘発するものもあります。

甲状腺疾患

甲状腺は脳下垂体から指令を受けて代謝を活発にするホルモンを分泌するのが主な働きですが、この甲状腺ホルモンの分泌異常により炎症が起きる甲状腺の病気で、バセドウ病があります。ホルモンバランスが崩れていると免疫機能が低下し皮膚トラブルが起こる可能性が非常に高いです。

てんかん

発作の起こる原因は様々ですが、光に反応して起こるてんかんもあります。照射時の刺激が発作を誘発する可能性もある為脱毛NGです。

難病指定

リウマチやパーキンソン病などの難病は原因がはっきりと分かっていないものが多く、脱毛による皮膚トラブルを考慮して脱毛NGです。

注意が必要な内科疾患・体質

下記の場合は、肌や体調の状態によっては脱毛施術を受けることも可能だが、十分気を付ける必要がある。エステティシャンは「診察」はできないから、お医者さんに行くのが賢明だね。

内服薬

内服薬を服用されている方は、医師・薬剤師の承諾がないと脱毛はNGです。脱毛サロンに契約しに行ったのに、「医師の承諾書がないとダメです。」と言われて帰されたという方は結構いらっしゃいますので、事前に確認しましょう。市販薬でも施術当日の服用は避けましょう。

気管支喘息

気管支喘息の方は、吸入中や服薬中の方は施術を控えます。薬の服用がなく症状が出てない方に関しては照射も可能ですが、医師のいるクリニックでの施術が良いでしょう。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の方は、炎症がない場合でも、セラミドや専念保湿因子が不足し、皮膚は乾燥し易い状態です。照射を行うと悪化する可能性があります。

アレルギー

光アレルギーや光線過敏症の方、日光を浴びた皮膚に赤身や水疱などの炎症が生じたり、過去に日焼けをしてトラブルが起きたことがある方は脱毛NGです。また、照射面に金属が付いている脱毛器の場合は、金属アレルギーの方は脱毛できません。

不安な場合は、自己判断ではなくてお医者さんに相談しに行くのが良いのね。

注意が必要な皮膚のタイプ

いわゆる疾患でなくても注意が必要な場合があるね。しっかり覚えておこう。

乾燥

乾燥した皮膚は敏感になっているため、脱毛施術後にかゆみやひりつきなどの症状が出やすく注意が必要です。普段を保湿ケアをしっかりとし、乾燥が落ち着いてから照射しましょう。

皮脂

皮脂がおおいところは事前に余分な皮脂を取り除いてから照射します。

光過敏症

薬剤光線過敏症・光毒性光線過敏症はいずれも光の影響により皮膚に赤身や水疱、ただれなどの反応がでます。

毛孔性角化症

毛孔性角化症はターンオーバーが正常に働かずに、毛穴周囲の角質がたまり、古い角質が毛穴に詰まってブツブツ・ザラザラとなる皮膚の状態です。二の腕や太もも、背中などに表れやすく、かゆみを伴うことがあります。脱毛施術は避けての照射となります。

日焼け

皮膚が赤く火照てっている状態、皮膚の皮がむけている状態は、脱毛NGです。また火照りがなくなり黒くなった状態でも、黒色に反応する脱毛方法の場合は照射できません。

妊娠・授乳

妊娠中・授乳中は脱毛施術はできません。サロンやクリニックに通っている間に妊娠が発覚した場合、ほとんどのところはコースの有効期限を延長してくれるなどの対応をしてもらえるのでお店に問い合わせましょう。出産・断乳後にホルモンバランスが安定し、体調が戻ったら再開して大丈夫です。

注射

治療・予防に関わらず、注射前後1~2週間程度は脱毛はできません。注射内容、サロン・クリニックの方針により期間が異なります。冬のインフルエンザ予防注射の際などは、施術予約日を気を付けましょう。

乾燥や日焼けなんかは普段から気を付けておけば、脱毛時に焦らなくていいね!

まとめ

思ったよりも沢山あって覚えられそうにないよ~!

全部覚える必要はない。自分が該当しそうなものだけチェックしておけば大丈夫だよ。最後にまとめておこう。

脱毛できない部位・体質粘膜
切り傷、炎症、術後の傷
肝斑
老人性色素沈着
そばかす
ほくろ
あざ・血管腫(赤あざ)・血管奇形
刺青・タトゥー
白斑・色素欠乏症
ケロイド体質
美容整形部位
緑内障・白内障
外用薬
脱毛施術ができない内科疾患心臓病
糖尿病
甲状腺疾患
てんかん
難病指定
注意が必要な内科疾患・体質内服薬
気管支喘息
アトピー性皮膚炎
アレルギー
注意が必要な皮膚のタイプ乾燥
皮脂
光過敏症
毛孔性角化症
日焼け
妊娠・授乳
注射

また上記以外でもサロン、クリニックによってNGなものはあるからね。詳しくは各お店の無料カウンセリングで確認して欲しい。

脱毛サロンへ足を運んだり、脱毛器を購入し、調査しています

サロンやクリニックで脱毛する様子

当サイトでは、スキンケアマイスター(美容総合検定)の資格を有する調査員が、実際に脱毛サロンに足を運んで施術やサービスを体験したり、疑問点を問い合わせて確認しています。また家庭用脱毛器は、購入して試した結果をレポートしています。

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